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朝倉彫塑館
2020年2月5日にブロンプトンで上野に行き、朝倉彫塑館を観てきました。
朝倉彫塑館は、大正から昭和初期を代表する近代の彫刻家である朝倉文夫のアトリエ兼自宅を博物館にしたものです。朝倉彫塑館のHPでは、朝倉文夫を以下のように紹介しています。
1883(明治16)年、大分県大野郡池田村(現豊後大野市)に生まれた朝倉文夫は、19歳の時に実兄の彫塑家渡辺長男(おさお)をたよって上京し、彫塑と出会います。
翌年、東京美術学校(現東京藝術大学)に入学、1907(明治40)年に同校を卒業した朝倉は本格的に創作活動をはじめます。第2回文部省美術展覧会に「闇」を出品して2等賞を受賞し、新進気鋭の彫塑家として一躍世に知られるようになります。
代表作「墓守」(1910年)は制作の転機となった作品で、以後、徹底して自然主義的写実を貫きます。官展で受賞を重ねることで作家としての地盤を固め、日本の彫塑界をリードする中心的な存在として活躍しました。1948(昭和23)年には彫刻家としてはじめて文化勲章を受章し、1964(昭和39)年81歳で没しました。
朝倉氏の彫刻そのものより、当時の住まいの方が興味深い感じがしました。でも、彼が愛玩した猫の彫像は面白かったです。
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